大人の麦茶「コトブキ珈琲」@下北沢「劇」小劇場

多くのハロプロメンバーが芝居に出演すると云う昨今の状況に対し、多少の疑問を抱いていたのですが、まず最初に「リボンの騎士」と云う素晴らしい芝居を見てしまったので、この状況を肯定的に捉えるコトが出来るようになりました。そんな流れでアヤカとストューカス・ロビン・翔子が出演するこのお芝居も見に行こうと思いました。
特に、ロビンちゃんをちゃんと見るのは昨年の「34丁目の奇跡」以来でもあるので、彼女の女優としての成長ぶりを見るのも楽しみでありました。
結論から言うと……とっても面白かったです! 見に行って良かったです。
 
以下ハロヲタとしての感想を書かせて頂きます。
ネタバレ的なコトは書きませんが、念のため「続きを読む」にしますね。
 
 
 
 
 
ちょっと個人的な話から書かせて下さい。
昔、「小劇場」と云う空間にはよく通っていて、観客として行くコトも、客席の後ろのブースと呼ばれる場所を自分の居場所としていたコトもありました。
また、「下北沢」と云う土地も若い頃よく行った所で、それは芝居絡みのコトもあったし、普通に遊びによく行く場所であったりもしました。
そんな個人的事情が重なり合って、下北沢駅の改札を抜け階段を下りて、あの駅前広場と言うにはあまりにも狭い場所に立った途端に色んな感情が押し寄せてきました。懐かしさや若い頃の苦い記憶がごちゃ混ぜになった感じで、なんだか泣きそうな気分でした。
そんな気分のまま劇場へ向かい……結構多くの割合の「ハロヲタ」と思われる人々が並んでいる状況を見て、なんだか気分が落ち着きましたw。その状況は確実に「現在」で、自分の記憶の中の下北沢とは違っていたからですww。
 
個人的な話はいい加減にして、感想を書きますね。
良い舞台を作ると云う一つの目標に向かって集団の意識が上手にまとまって、楽しい芝居を作り上げている、と云う印象を受けて、とても面白かったです。
そして、その集団の中でハロー!のメンバーが必要とされていて、またハロー!のメンバーも力を発揮出来ている状況を幸せに感じました。
きっと出演者が決まってから書かれたであろう脚本であり、アヤカもロビンも上手くその中で生きた人物像を与えられ、二人がそれに応えて良い演技をしていたと思いました。
特にロビンは「自然なカワイイ笑顔」が素敵でした。「34丁目の奇跡」を見に行った時も思ったのですが、舞台の上でも「自然」でいられる、そんな才能を持っていると感じました。もちろんロビンの普段を知っているワケではないので、普段のロビンと演技で作られた「自然」に感じるロビンとの間にどれほどの乖離があるのかは分かりませんが、彼女の演技は「芝居臭い」と感じさせない、ワタクシの心にスッと近づいてくるような、そんな爽やかな演技でした。
あ、ちょっとだけネタバレすると、ロビンの役は中学生であり「セーラー服」でのシーンが多いのですが、その姿が非常に可憐で……あ〜、もう、超カワイイ!!!!!って感じでしたw。
 
お芝居は笑える所・シリアスな所がバランス良く、飽きずに最後まで見れて感動させられてしまいました。
このような素敵な芝居に出演出来て、ロビンにとっては良い経験になっていると思います。(まだ公演中なので現在形w)
 
もし、行こうかちょっと迷ってる方がいらっしゃったら、是非見に行かれるコトをお薦めします。満員になっていない日のチケットは電話で予約できますよ〜!