つんく♂THEATER 第三弾 THE ポッシボー初主演公演

前の週末に2回見に行ってきたので、一応感想をちょこっと書いておこうと思います。
ちなみにワタクシが見たのは 4/29(日)15:00の回 と 4/30(月・祝)15:00の回 でした。
第1部が芝居・第2部がマジックショー・第3部がミニコンサートと3部構成の舞台だったのですが、芝居とマジックショーははっきり言って学芸会レベル…だと思いました。
ニコンサートでは、あっきゃんが声の調子が悪く、上手く歌えていませんでした。
 
芝居には、あっきゃん・はしもん・かえぴょん・ごとぅーの4人が出演していました。
いちばん演技がしっかり出来ていたのははしもんだと思います。私ははしもんが出演した「34丁目の奇跡」は見ていませんが、きっとその頃から演技も上手かったのでしょうね。
かえぴょんも頑張っていたと思います。明るく、ちょっと変わった女の子の役を好演していました。
ごとぅーはちょっとのんびりした女の子の役でしたが、ごとぅーのキャラクターに合っているように見えて、面白い演技になっていたと思います。
あっきゃんがいちばん演技的にはイマイチでした……一番重要な役だったと思うのですが、台詞は棒読みだったり早口だったり。
演技的にはそんな感じで頑張っていた部分もあったと思ったのですが、なんてゆーか、どんな芝居を作るのか、その目指していた「程度」が非常に低いモノだったのではないかと感じました。演出や脚本の責任もありますし、きっと短い稽古時間しか取れないであろう状況の中でこの公演を行うコトにしたスタッフの責任、そして実際に舞台に立つポッシボーたち自身の態度、多くの「マイナス」なコトが重なってしまっているように見えました。
そんな中で、特にかえぴょんがそういった状況には慢心せず「上」を目指した演技が出来ていたようにワタクシには思えました。かえぴょんが演じている役がどんな性格の女の子なのか、観客に伝わるような演技が出来ているように見えたのです。
かえぴょんは6月には舞台「櫻の園」にも出演するし、その演技にも注目していきたいと思いました。
 
マジックショーは更にヒドいように感じました。
もろりんとロビンの二人がマジックをやって、それが成功するかしないかハラハラするのを楽しむ、題して「ドジックマジック」と云う出し物だったのですが、二人の「可愛さ」に全面的に頼った演出は「ズルい」と思いました。
まぁ、自分も大いに笑いながら楽しんだ面もあったのであまり文句は言えませんがw、このマジックショーが二人に何か「プラス」になるコトがあったと云うと微妙だなぁ、と。
ただ、もろりんとロビンが全く喋らずにマジックをしていくのですが、そういう「パントマイム」的な所は良かったかも知れません。
 
ニコンサートはホントに「ミニ」だったので、特に良いとか悪いとかありません。あっきゃんの喉の調子が心配だなぁとは思いました。
 
他にも気になる点がたくさんあったのですが、苦言だらけになってしまうので、とりあえずこんな所で…… 
THE ポッシボーの良い所を見て、楽観的に楽しんでいきたいと思っているので。
ワタクシとしては、もっとTHE ポッシボーの歌が聴きたい・踊る姿が見たい、まずそこですねぇ。
あと、演技面ではかえぴょんに特に期待したいと思いました。
 
今後のTHE ポッシボーの活動が良いモノになるように、祈っています。