音楽に求めるモノ
- アーティスト: ℃-ute,鈴木Daichi秀行,朝井泰生,つんく
- 出版社/メーカー: ZETIMA
- 発売日: 2007/07/11
- メディア: CD
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ハロー!のメンバーでカミさんが今一番好きなのがまいまいなので、カミさん自身も聴きたかったのだと思いますが、有難いコトです。頭が上がりません。
さて「めぐる恋の季節」、つんく♂P自身も「今の℃-uteの勢いがそのまま詰まった楽曲になってます。」と書いていましたが*1、まさにその通り。そして「めぐる恋の季節」と云うタイトルになっていますが、普遍的な「愛」を感じるような、生きる喜びを感じるような、そんな楽しい歌に仕上がっていると思います。あと、間奏のリズムが遅くなる部分がなんだか面白くて好きです。
C/Wの「美少女心理」は、スピード感と'80年代風歌謡曲テイストが程好く組み合わさった、せつない感じの楽曲。こちらの方が現実の「恋愛」を感じさせる歌ですね。
歌謡曲テイストのせつない曲と言えば、どうしてもBerryz工房の「告白の噴水広場」と較べてしまいますが……実は、この曲に今ひとつピンと来てないんですよねぇ。
雅ちゃんの歌う間奏明けの「♪あなたが好き 胸が痛い 〜 」の部分とか、胸がせつなくなる感覚は多少憶えますが、ちょっと乗り切れない感じがあります。つんく♂Pがテーマは「夏の勇気」と云うコトを書いていましたが*2、ワタクシがもう、そういうコトとは非常に縁遠いオッサンになってしまったせいでしょうか……
Berryzももうシングル14枚目だし、こういう楽曲も彼女たちの成長を感じられると思うのですが、ワタクシとしてはもうちょっと若さを感じる楽曲が聴きたかったです。
ワタクシがハロー!の楽曲に求めているモノはズバリ「青春」であり、楽しさ ・ せつなさ ・ 苦しさ 、色々な面がありますが、せつない楽曲でもノレるリズムだったり、ハートを鷲掴みにされる圧倒感だったり、頭のワルいワタクシにはそういう部分が欲しいなぁと思うワケです。
現在のハロー!で、ワタクシの好きな感じのそういう楽曲を歌っているのは℃-uteとTHE ポッシボーだと感じるワケで、℃-uteは今年メジャーシングルデビューしてノリにノっている感じですし、THE ポッシボーはまだまだインディーズでの活動ですがつんく♂Pが自由にプロデュース出来て楽しんで曲を書いているように見えます。
ちなみにTHE ポッシボーで、そういう感じの曲でサイコーなのはアルバム「(1)Be Possible!」に収録されている「乙女ナゾナゾ」であります。
↓でビデオがちょこっとだけ見られます。
http://www.kokuchi-ch.net/movie/kIsF3nRpz6mynAdu349vHeHVwnsg8s4R/view.php