泣けるのよ…

sabi-oh2005-03-13


Berryz工房の新曲のC/W「恋してる時はいつも・・・」が、昨日の公開放送の時に流れたワケですが……コレが、バラード調で、キープさんがお書きになってる通り泣ける曲なんですわ……
そんでそんで、ちょっと「おやっ?」って感じたコトがあるんです。
(なんとなく、「続きを読む」にしときます。「スッペシャル〜」の方はベリっ子コーナーでちょろちょろ流れてるし、「起立!礼!着席!」でも流れたんで、聴いたコトあるかた多いと思いますが、この曲はシングル買うまで聴かないかたも多いかと思うので……)
 
 
 
2番のサビの部分なんですけど…

そう愛ってなんていうか フライングでもいいじゃん 無我夢中になれる
そりゃ無茶な日もある ほとんど寝なくて平気 終わんない恋と信じていた
夢見てる少女が一人 また大人に近づいた

「終わんない恋と信じていた」って部分なんですけど。
コレって過去形ですよね? ってコトは終わってしまった恋を振り返っている歌なのかなぁ、と。
今までBerryz工房は「恋愛が終わる歌」ってのを歌ってなかったと思うんですよ。そこに「おやっ?」っと感じたんです。
例えば、「一生あなたのこと愛したい」だったり「永遠を誓うメロディ」だったり「マンション買っちゃおうなんて想像将来ME-CHA ME-CHA」だったり「百万年過ぎたってこの愛は揺るぎない」だったり、背伸びした恋愛のコトを歌ってるとは言え、子供の感覚の「永遠に続く恋愛」というモノを歌っていたと思うんですよ。
でも、この「恋してる時はいつも・・・」って曲は、直接失恋のコトを歌っているワケではないんですけど、終わった恋を後から振り返ってみて「終わっちゃったけれど、楽しいコトがいっぱいだった」って言っているふうに聞こえるんです。
 
ベリっ子コーナーで、茉麻が「歌詞の内容を自分たちで解釈しながら歌っているので…」って言ってましたが、つんく♂は「この詞の内容だったら分かるやろ」って感じで、ほんのちょっとBerryzたちより上の年齢設定の子のコトを歌詞にして、Berryzたちに「テスト問題」みたいに与えてきてるような気がするんですよ。
だから今回は、今までみたいに「恋愛が永遠に続く」と思って人を好きになるコトだけじゃなくて、ちょっとステップアップして、「恋愛は時に終わってしまうコトもあるけれど(そして、そういうコトのほうが人生では多いのだけれど)、恋愛は素晴らしいものだ」ってコトを教えようとしてるんじゃないかなぁ、って思いました。
 
まぁ、ワタクシなりの解釈なんで、違うように取るかたもいらっしゃると思いますし、つんく♂の意図とも違うかも知れませんww。
ただ、Berryzたちの汚れない魂によって人生の機微みたいなコトを歌われると、ホント泣けてしまう……かつて、娘。たち(特に最年少メンバーだった辻ちゃん加護ちゃん)によって歌われた「I WISH」に似た感慨を抱いてしまうワケであります。